うちのペット 病気各論

【コロナ禍のペットの悩み2つを解決】うつるの?預かってもらえる?

こんにちは!

けいです。

2021年9月現在、

新型コロナウイルス感染症の拡大は、まだまだ落ち着かないと感じています。

 

そして、私の勤務先の動物病院でも

飼い主様が新型コロナウイルス感染症になって

電話相談を受けるケースも出てきました。

 

先生、犬や猫にうつらないですよね?

 

自宅療養になったけど、体調が悪くて・・うちの子はどうしましょう?

 

けい
今日はこの2点を中心にお話したいと思います!

 

この記事はこんな方にむけて書きました

  • 新型コロナウイルス感染症はペットにうつるの?
  • もし自分が感染したらペットのお世話はどうしよう・・・。

 

 

 

コロナウイルスってどんなウイルスなの?

    

RNAウイルスの一種

形が王冠に似ているため王冠を意味する“corona”という名前が付けられた

「エンベロープ」という、脂質からできた二重の膜を持つ

「エンベロープ」はアルコール消毒や界面活性剤(石鹸等)に弱い

自分自身で増えることはできないが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増える

健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけだが

 24時間~72時間くらいは感染する力をもつと言われている

人に感染するコロナウイルスは7種類

動物コロナウイルスもある

⇒通常は軽症の呼吸器症状や下痢を引き起こすだけであるが、

致死的な症状を引き起こすコロナウイルスも知られている

 

 

けい

ペットでは猫が発症する猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)が致死的で、

通常は強い病原性がないはずのコロナウイルスが

突然変異してしまい発症すると言われています。

 

 

 ヒトに感染するコロナウイルスは現在知られているのは以下の7種類です

 

人に日常的に蔓延している風邪のウイルス4種類

(HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1)

 ⇒風邪の10~15%(流行期35%)はこの4種のコロナウイルスが原因

動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類

①重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)感染源:キクガシラコウモリ

⇒2002年に中国広東省で発生し、2002年11月から2003年7月の間に30を超える地域に拡大。

ヒトからヒトへの伝播は咳や飛沫を介して起こる。

医療従事者への感染も多い。

死亡した人の多くは高齢者や、心臓病、糖尿病等の基礎疾患がある人だった。

②中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染源:ヒトコブラクダ

⇒ヒトコブラクダに風邪症状を引き起こすウイルス。

種の壁を超えてヒトに感染すると重症肺炎を引き起こすと考えられている。

大多数はウイルスに感染しても軽い呼吸器症状あるいは不顕性感染で済んでおり

高齢者や基礎疾患をもつ人に感染した場合にのみ重症化すると考えられる。

そして・・現在感染が拡大し続けている

新型コロナウイルス(SARS-CoV2)感染源:人から人 飛沫感染、接触感染で感染

 

引用:厚生労働省HPより

新型コロナウイルスはペットにうつる?

    

これまでに新型コロナウイルスに感染した人から犬が感染したと考えられる事例や

動物園のトラやライオンの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されてます。

日本獣医師会も

「感染サイクルの主体は人ですが、

感染した人と濃厚接触のあったペットへの感染の可能性は否定できない」という見解です。

 

ってことは結局ペットにうつるの??

 

すごく少数ですが、報告例がある以上、

うつる可能性はゼロではないということですね。

けい

 

また、ネコは新型コロナウイルスの感受性が他の動物種よりも高く、

実験データでは猫から猫に新型コロナウイルスが感染するとの報告もあります。

 

飼い主が新型コロナウイルスに感染した時、ペットの預かり先は?

 

    

 

飼い主様には治療に専念していただくことが大切なので、

信頼できる方やかかりつけの病院に相談するのが一番だと思います。

 

日本獣医師会の見解

また、どうしても預ける方がいない場合、

大手保険会社のアニコムホールディングズ株式会社によるプロジェクト

を利用してみるのも一つの方法です。

現在のところ犬猫だけが対象で、

2021年9月現在はアニコムペット保険加入者のみ利用可能です。

 

 

けい

民間施設のため有料、そして状況によっては

お預かりも難しい場合もありますが

リンクを貼っておきますので参考になさって下さいね。

 

 

みんなでコロナ禍を乗り切ろう!

    

けい
新型コロナウイルス感染症に感染された飼い主様のお話です

その方は幸いにも重篤な症状にならず、ご自宅療養で回復されましたが、

かなり熱がでて苦しかったそうです・・。

ペットは糖尿病の猫さんで、毎日インシュリンの注射が必須です。

わたしなら途方にくれたかもしれない状況でしたが、

インシュリンの注射はその方の会社の若者(?)が

「ちーっす!注射とりにきました~」と病院にインシュリンを取りに来て

ご本人もご自宅でお世話をなさったそうです。

そして、愛猫は

「人が苦しんでるのに、コイツ遠くから見てさー、

近寄っても来ないんだよ!冷たいよなあ」

とのことでした・・・。

けい
いつも前向きなその方には、

普段からパワーをたくさん頂いています。元気になられて本当によかった!

 

これまでのところは新型コロナウイルスがペットから

人に感染した事例は報告されていません。

しかし、新型コロナウイルスに直面するのはみんな初めてのこと。

今までのデータもないし、変異株がでてきたり・・

絶対大丈夫ということなんてない」というのが正直なわたしの意見です。

ただし、人から人への感染が主である以上、

基本的な感染対策をしっかりすることだけは、各自ができることだと思うのです。

具体的には

うがいや手洗いをしっかりする

⇒外出先から帰った時

⇒ペットに接触する前後

手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に減らせる

石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせる

外に出る時はマスクをつける(ワンちゃんのお散歩時も)

自宅ではこまめに換気をする

⇒1時間に2回以上5分くらい

人との近距離での接触を避ける

 

けい
お部屋の空間に

アルコールスプレーなどの消毒薬を噴霧するのは効果がない上に

ペットの目の中に入ったりするので絶対にやめましょう!

 

今後も色々なことが起こってくるかもしれませんが、

一つだけ私が確信して自信をもってお伝えできることは、

「飼い主が心穏やかに幸せに過ごすことが、ペットが元気に楽しく過ごすための一番の対策」

だということです。(自戒も兼ねて・・・)

この記事が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

 

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