お家で実践 病気各論

花粉の季節がやってきた!犬と猫も花粉症になる?

こんにちは!

けいです。

寒い日よりも、春らしい暖かい日が増えてきましたね。

そして、花粉の季節もやってきました・・。

 

そういえば、犬や猫も花粉症になるの?
はい、なりますね。

お家で注意することも交えてお話しますね!

けい

 

そもそもアレルギーとは?

もともと人や動物の身体は、自分の細胞や組織を正しく理解して異物を排除する

「免疫」というシステムがあります。

アレルギーとは、この「免疫」というシステムが過剰に働いている状態です。

その反応に関与する抗体や細胞の違いによってⅠ型からⅣ型の四つに分類されます。

 

花粉症とは?

花粉症はⅠ型アレルギー(即時型アレルギーとも呼ばれます)に分類されます。

IgE抗体が肥満細胞に結合してヒスタミンなどの炎症を起こす物質を分泌する反応です。

 

IgE抗体:免疫グロブリンE (Immunoglobulin E)

白血球の分類のひとつであるリンパ球のB細胞で作られます。

免疫に関係したタンパク質の免疫グロブリンの一種です。

通常は数がとても少ないのですが、

特定の抗原(この場合は花粉ですね)に反応して 作られます。

 

肥満細胞

骨髄にある造血幹細胞で作られる細胞の一種です。

特に血管の周りに多く存在していますが、鼻の粘膜やリンパ節、皮膚など様々な組織にもあります。

身体の防御に大切な役割を担っていて

かゆみや炎症を起こす物質(ヒスタミンなど)を含んでいます。

 

けい
花粉症の人や動物の場合、花粉に対するIgE抗体が

肥満細胞のまわりに結合して「スタンバイ」しています。

 

このIgE抗体が溶けだした花粉の抗原成分を捕らえて結合し、肥満細胞が活性化します。

肥満細胞から分泌された、炎症を起こす化学物質が神経を刺激して症状がでるのです。

花粉症の症状は、人の場合は鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、涙がでるという症状ですが、

犬の場合は皮膚炎の症状がメインです。

特に目の周りの脱毛やかゆみなど顔に症状が出ることが多く、

くしゃみや鼻水などの症状が出ることもあります。

猫は皮膚炎よりも、涙や鼻水、くしゃみ、そして喘息のような呼吸器症状が多くみられます。

 

けい

花粉が飛ぶ時期に上記のような症状が見られ、

それ以外の時期は症状が収まるのであれば、

花粉症が疑わしいですね・・

 

花粉症の原因になる植物と花粉が飛ぶ時期について

スギ         2〜3月

ヒノキ        4〜5月

シラカバ(シラカンバ)4〜6月

カモガヤ       5〜8月

ブタクサ・ヨモギ   8〜10月

 

治療はどうするの?

犬・猫共にアレルギー反応を抑える目的で、ステロイドを使うことが多いです。

また、症状に合わせて抗生物質などを使って治療します。

花粉症は、原因が「花粉」なので、

なるべく花粉に接しないように対策することも

治療につながります。

 

花粉の飛散が多い日や時間(昼間の2時前後と夕方6時前後)のお散歩は控える

お散歩の後は、身体を固く絞った濡れタオルで拭く

空気清浄器を使って、室内の掃除をこまめにする

外に出さない

などしっかり対策しましょう。

 

スギの花粉症のワンちゃんが新鮮なトマトを食べたら、

口腔粘膜が腫れて痛みを感じる「口腔アレルギー症候群」と

いう反応が出たという報告がありました。

調査の結果、トマトとスギ花粉の間に

交差反応(異なるアレルゲンでも同じ形をした部位に抗体反応すること)が

見られることがわかりました。

けい
花粉症の子は新鮮な野菜や果物を与えないようにしましょう!

 

まとめ

犬と猫も人と同じように花粉症になるのです。

飼い主さまも外出先から帰ってきたら、服を玄関の外ではたいてからお家に入るなど

花粉を家の中に持ち込まないよう対策をしましょう。

春のつらいこの時期、飼い主様もご自愛くださいませ(^-^)

 

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