お家で実践

犬のしつけはどうしてる?楽しいゲームもご紹介

こんにちは!

けいです。

犬を初めて飼うのですが、どんなしつけをしたらいい?

 

うちの子は前はできていたのにトイレの失敗が増えました。

どうしてかしら?

 

けい
では、今日はしつけに関するお話をしましょう!

 

なぜしつけが必要なのか?

噛んだり、吠えたりすることは犬にとって普通の在り方です。

そして、以前このブログでも紹介したことがありますが、

犬はオオカミから家畜化されて、進化したと言われています。

オオカミは群れで生活する動物で、リーダーがいて、序列があります。

犬を飼うということは、「家族」または「飼い主」という社会に犬を迎い入れること。

犬も飼い主も快適に安心して暮らすために「しつけ」というルールを教えることが必要なのです。

しつけの方法は様々ですが、迎い入れた犬は家族(飼い主)という社会の一番下、

という考え方が基本です。

 

 具体的にはどんな風にしつけをしたらいい?

けい
室内で快適に犬と暮らすためには、

最低でも次の5つの項目を教えましょう。

 

ポイント

①ハウスやクレートに慣れさせる

②噛んでいいものと悪いものを教える

③「おすわり」「待て」「ハウス」など飼い主が指示し、犬が従うように教える

④トイレトレーニング

⑤無駄吠えさせない

 

ハウスやクレートに慣れさせる

子犬を迎えたらサークルの中に トイレと

キャリーケース(→入り口を開けて寝床替わりにします)を

入れて飼うことをお勧めします。

基本的にはサークル内で過ごすようにして、

サークルから出して遊んであげる時間を回数を少しづつ増やしていきます。

夜もサークル内で寝かせるのがお勧めです。

理由はサークルやクレートに慣れさせて、静かに待つことができるようになるためと

トイレのしつけがしやすいこと、飼い主が留守の時に誤飲などの事故を防ぐためです。

ワンちゃんが安心して過ごせるスペースはとても大切です。

 

噛んでいいものと悪いものを教える

もともと犬は噛む動物なので、何もかも噛むなというのは無理な話。

ワンちゃん専用のおもちゃを与えて遊ばせましょう。

噛んでいいものはその子専用のおもちゃだけです。

それ以外のもの・・例えば人の手や家具、スリッパやタオルなどの日用品は

噛んではいけないものです。

個人的には「コング」というおもちゃがお勧め。

硬質ゴム製で真ん中に穴が開いていて、 フードやおやつが入れられます。

古いタオルや要らなくなったスリッパなど日用品ををおもちゃとして与えると、

犬は古いか新しいか区別がつかないので、「タオルやスリッパは噛んでいいもの」

と理解しするのでやめましょう。

また、小さい頃は甘噛みといってなんでも噛もうとしますが、

人の手や足、洋服のすそなどを噛んだときはその都度「ダメ!」と低い声で叱ってください。

叱っても興奮して噛んだり暴れたりしたら、

ハウスやクレートに閉じ込めて落ち着くまで無視をします。

甘噛みを許容すると、何でも噛む子になってしまいますので注意しましょう。

 

「おすわり」「待て」「ハウス」など飼い主が指示し、犬が従うように教える

犬は人と一緒に何かをすることが好きな動物です。

人が指示を出してそれに従い、ご褒美をもらったりたくさん褒めてもらうのは

犬にとって楽しいことなのです。

おやつやフードを使って指示の言葉を言いながら、

同時にジェスチャーも加えて根気強く教えます。

無理強いしたり、あまり長い時間のトレーニングは犬が嫌がるので、

教える時間は短く、そして何回も教えて、うまくできたらたくさん褒めてあげましょう。

 

トイレトレーニング

犬は基本的に食後に排泄をします。

子犬のうちは、サークル内で食事をさせて、排泄をさせる時に

ペットシーツにうまくできたら褒める、合図をしてさせる、など

その子にあった方法で教えましょう。

 

サークルの中ではきちんとペットシーツにできるけど、

サークルの外では失敗するんですよ・・。

 

というのが一番よく聞かれる悩みですが、

この理由は、サークルの中でのトイレの占める面積は大きいため失敗しづらいからです。

サークル外でのトイレの場所って、例えるなら大きい公園の中の公衆トイレと同じ。

遊び盛りの子犬がトイレまで我慢するのは至難の業なので、

トイレをしっかり覚えるまでは、サークル外のトイレ(ペットシーツ)の面積を広くしたり、

ある程度の時間になったらサークル内に入れて排泄させるなど

飼い主がコントロールして、「ペットシーツに排泄する」という成功体験を積ませることを

繰り返しましょう。

子犬の頃のトイレトレーニングはこんな風にしつけていきます。

ある程度の年齢になってトイレを覚えたはずなのにトイレを失敗する場合は

膀胱炎など他の原因もあるかもしれませんので、頻繁に失敗する場合は

動物病院に行くことをお勧めします。

そしてシニア犬の場合・・トイレのしつけを無理強いするのはやめましょう。

オムツを利用したり、失敗してもすぐ洗えるマットなどを使って

ワンちゃんも飼い主も快適に過ごせるように工夫しましょう。

けい

ちなみに・・私の愛犬は16歳ですが、

遊びに夢中になるとトイレではなくその辺でシャーします

なので、こんな風に一枚一枚外して洗えるマットが必須です。

👇  👇

外して洗えるマット

 

無駄吠えさせない

けい
ところで、無駄吠えってどんな状態のことしょう?

想像してみてください

家に入ってきた人に対して吠える

通りがかりの人に吠える

お散歩中に他の人や犬に吠える

家の中にいて四六時中吠えている   

などが考えられますね。

噛むことと同じように、犬はそもそも吠える動物。

吠えるのは当たり前なのですが、無駄吠えをさせないためには

「飼い主の指示で吠えるのをやめさせる」というしつけが必要です。

例えば通りがかりの人や他の犬に吠え始めたら

「お座り」や「待て」の指示を出して飼い主に注意を引き付け、

うまくできたらたくさん褒めてあげる、

家の中に入ってきたお客様に対して吠え続けるのであれば、

「ハウス」させて落ち着かせるなどです。

お散歩中に吠え続けてしまう子もいるので、

そんな時はくるりと向きを変えてやり過ごすことも、私はOKだと思います。

問題なのは、「家の中で四六時中ずっと吠えている」ことです。

犬が普段いる場所から家族以外の人が見えて気になるなど

犬が落ち着かない要因がないかどうかチェックしましょう。

その他にも、運動不足や長すぎるお留守番などでストレスが溜まっていないかなど

気を配ってあげて下さいね。

 

ワンちゃんも飼い主さんも楽しいK-9ゲームをご紹介

 

皆様はK-9(ケーナイン)ゲームというゲームをご存じですか?

イアンダンバーさんという獣医師が考案したゲームで、

しつけの要素と遊びの要素を取り入れたワンちゃんと飼い主さんが楽しめるゲームです。

具体的には

ミュージカルチェア

ドギーダッシュ

ディスタンスキャッチ

トイ・レトリーブ

テイク&ドロップ

犬とワルツ

リコールリレー

ジョーパップリレー

ワンワンリレー

の9つのゲームを

ワンちゃんと飼い主さんのペアが何組か集まってチームを作り

遊びながらも勝負?をするという楽しいイベントです。

リンク先の動画を見るとすごーくハイレベルですが、

そこまでできなくても参加することに意義がある!

コロナ禍でなかなか難しい時期ですが、興味のある方はぜひご覧下さいね。

👇

ゲームの詳細はK-9ゲーム公式ページをご覧ください。

 

わたしが考えるしつけのやり方

けい
お勧め

ポイント

うまくできたら褒める

失敗しても怒らない

失敗する機会より成功体験の機会を増やす

根気強く繰り返す

やめましょう
けい

注意ポイント

犬に暴力をふるう

怒鳴ったりして怖がらせる

失敗したら怒る

ムラのあるしつけをする(同じことをしても叱ったり許したりする)

 

まとめ

しつけは、ワンちゃんと飼い主様が楽しく幸せに暮らすためのもの。

頑張りすぎず臨機応変にやっていきましょう。

お困りの場合は、プロのトレーナーさんやかかりつけの動物病院に

ご相談されることをお勧めします。

また、本当に辛いときは

動物行動診療を診察している病院や認定獣医師にご相談くださいね。

日本獣医動物行動研究会 獣医行動診療科

                  

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