うちのペット ドリトルけいのこと

はじめましてのご挨拶

はじめまして!

ドリトルけいと申します。

ドリトル・・という名前のとおり、動物病院で働いている獣医師です。

16歳のMIX犬せなと、10歳のウーパールーパー2匹と暮らしています。

普通に仕事をして、普通に暮らしていた私が、こうやってブログを書こうと思ったのは

昨年の暮れのとある出来事がきっかけです。

 

いつものように仕事から帰ると、ドアの内側で出迎えてくれる愛犬の姿がありません。

耳があまり聞こえなくなったとはいえ、いつもなら気配を感じて出てきてくれるのにと思い

つつ、彼女がいつもいる場所を見ると、横になったまま寝ています。

「どうしたの?眠いの?」と、ゆすり起こして普段通りお散歩に行こうとすると、

5mくらいで歩かなくなりました。

寒いし、まあそんな日もあるよね・・と思い家にもどってご飯をあげると、

残さず全部食べたのでよかった!と安心してその日はいつも通りの夜を過ごし、

就寝しました。

ところが・・・その日の朝方、私はただならぬ気配で目が覚めました。

愛犬せなが、震えながら部屋中をウロウロしています。

これは、どう見ても普通じゃない・・と飛び起きた瞬間、

「ウェー!!!ウェー!!」

突然大量に嘔吐し、その場で倒れてしまったのです。

「せな!せな!」

身体が熱く、体温を測ると40度以上の発熱です。

わたしはパニックになりました。

朝までは普通だったのに!!

↑↑

動物を飼っていたら一度や二度はこんな体験をすることってありませんか?

そんな時、「こうしたらいいよ」とか「こういうことを前もって考えておくと安心だよ」

っていう情報があったら、

そしてもしペットに万が一のことがあったとしても、

「あなたの選択は間違っていなかったよ」と一緒に寄り添う存在があったら、

どんなに安心できるだろう。

そのために獣医師として私ができる事って何だろう・・

と思ったのがきっかけです。

その後、愛犬せなは敗血症(注:全身症状を伴う感染症のことです)になり、

急性膵炎と胆嚢炎になり・・と、重い病態を何とか耐えて復活してくれました。

その間、私自身も苦しくて、不安で本当に辛かったのです。

この経験から、

いつか彼らとお別れする日が来るのは避けられないけれど、

でもその日が来るまで、ペットも飼い主様も幸せであったらいいな。

そのためにはお互いが元気に過ごすことが一番だから、

ペットが病気にならないための情報、経験に基づいた病気や治療についての情報を発信しよう!

そんな気持ちを込めてこのブログを立ち上げました。

普段の診察は犬と猫のみなのと、飼い主様のご相談に乗れる機会も作っていけたらと思い

「いぬねこ相談室」という名前にしました。

このブログが少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです^^

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